「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻807貫 | 白鰱/ハクレン |
2009年8月9日 |
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利根川、霞ヶ浦であがる巨大魚ハクレンを知ってますか?
中国の大河などが原産で、とにかくでかい。
本場中国で四大家魚という。
動物に家がつく例は「アヒル」が「家鴨」となることからも、家で飼う、すなわち中国で養殖されている代表的な4種類の魚のひとつ、ということだ。
中国では揚げて煮る、蒸すなど需要があるのだろうけど、関東の漁師さんにとってはかなりやっかいな魚なのである。
今のように大型スーパーができる前の霞ヶ浦周辺ではさかんに食べれていた。
なぜなら、実際に食べるとうまいからだ。
ところが徐々に食の画一化(地方性を失う)とともにハクレンは忘れ去られていく。
霞ヶ浦古渡で今も張り網漁を行っている諸岡清志さんによると、ハクレンの腹身は「そりゃーうまい」ものなのだという。
「だから昔は売れたなー」
体長1メートルほどのハクレンをいっきにさばいてくれたのが諸岡初江さん。
作ってくれた腹身の洗いがうまかったのだ。
その腹身をもらって帰って、『市場寿司 たか』に持ち込む。
まずは試食してみる。
今回のものは一度凍らせている。
寄生虫の危険があるからだ。
「泥臭くないね。ああ、後からくる」
それでも、出来上がった二かんというのは、なかなかいい味なのだ。
「脂がのってるよね。ちょっと臭みを感じるけど、悪くないよ」
血合いが非常にきれいだし、なんとか、生で食べる工夫ができたら、これは海水魚と比べてもうまい魚ということになる。
残りの腹身はムニエルにして食べたら、これも絶品。
淡水魚は年々食べる人が減っている。
国産受給率の現象が深刻な日本なのだから、うまいものは工夫して食べるようにしべきだろうね。
●コイ目の魚には肝虫類の寄生の可能性がある。一度冷凍するか、もしも食べるのであれば自己責任で。
●市場魚貝類図鑑、ハクレンへ
http://www.zukan-bouz.com/koimoku/sonota/hakuren.html