「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
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大阪に珍しい握りありというのを聞いていた。その名も「つかみずし」というその寿司は一度だけテレビで見たことがあるのだが、あまりに低級なリポーターに何がなんだかわからなかった。でもそこで判明したのは市場内にあるということ、そして大阪の鮮魚を扱う市場が「雑喉場」と呼ばれていた時代からあり、その明治40年に『ゑんどう』で生まれたのが、まったく新しい握り寿司である。江戸前握りとの違いはすし飯の温かいこと、酢が軟らかくやや甘い、すなわちはんなりした寿司であることだ。
●大阪中央卸売市場内『ゑんどう』