「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻72貫 | 三番叟/イシダイ |
2005年6月11日 |
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旬:小型の旬は秋から冬
イシダイは稚魚期にはまことに熱帯魚のようで、黄金色をしておりトゲトゲしく派手なのだ。
少し大きくなると三番叟(さんばそう)、もしくはシマダイ(縞鯛)と呼ばれるようになる。
身体に黒い横縞があり、これが能、歌舞伎の三番叟の装束に似ている。
そのものずばり縞模様の鯛という意味合いでシマダイ。
イシダイは小さくてもうまい。
身がしっかり固く旨みがある。
小振りのものの脂がのるのは冬なので、夏は味が落ちる。
それでもうまいのだな、と改めて刺身で食べて実感した。
今回のものは和歌山県産で、まさに三番叟サイズで体長15センチほど。
我が家用にと寿司図鑑用に7〜8尾、買い求めて『市場寿司 たか』へ。
たかさんと刺身で食べて、
「うまいね」
「うまいよ」
ちょっと意外なうまさに感激して、握りに仕立ててもらう。
「昔はイシダイなんてぜったい漬けなかったものだけどね」
こんなことを言いながら下駄に握りを乗せてくれた。
やっぱり握りにしてもうまい。
シコっとしているのだネタが。
その割にほどよく噛み切ることができてすし飯との相性がいい。
じわりっと感じるのはイシダイの旨みで、ほんのわずかばかり磯臭さがある。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、イシダイへ
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/isidai/isidai.html