「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻82貫 | スルメイカ |
2005年6月21日 |
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晩秋から冬にかけてがスルメイカの少ない時期。それが春になって市場で見かけるのが「ばらいか」と呼ぶスルメイカこ子供たち。それが初夏には紀伊半島や外房から小振りな活けスルメイカがやってくる。これは船上で釣り上げたばかりのスルメイカを氷水でしめて翌日には市場に送り出したもの。ほとんど年間を通して入荷してくるスルメイカも初夏のこの時期からが本番である。この活けスルを熱心に選り分けている寿司屋さんがいる。近寄っていくと八王子横川町の鮨忠さん。「この大きさのスルメがいちばんいいな」と言いながら2?3本取り分けるのをみて、今日は活けスルメイカを握ってもらうことにする。持ち込んだ『市場寿司 たか』でも「あんまり大きなスルメはだめだね」と小振りのスルメを見て早速握ってくれる。エンペラと胴の2かんが並んで、すし飯にのせて不安定なエンペラからいく。さすがに活けであるシコっとした食感に噛むとじわりと旨味が出てくる。ただ残念なことに硬さからすし飯と調和していない。そして胴であるがこちらは言うことなし。甘みもあってすし飯とのバランスもいい。初夏らしい味かな。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、スルメイカへ!
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/tutuika/surumeika.html