寿司図鑑 83貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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イクラ/タイセイヨウサケ
いくら/たいせいようさけ / タイセイヨウサケ
握り nigiri軍艦巻 Gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
太平洋にいるサケの仲間、サケ、サクラマス、カラフトマス、ニジマスはサケ属。大西洋にいるサケたちをサルモ属とするのが最近の分類学である。とすると市場でアトランティックサーモン、もしくはサーモンと呼ばれ回転寿司や出前専門の寿司屋で主力となっているのは本来大西洋のノルウェーなど北大西洋産ということでサルモ属、すなわち我々が本来サケといっているものとは少々かけ離れた種ということになる。頭が小さく、ほとんどが養殖であるため脂が強い。この魚の味はもうほとんどの日本人にお馴染みのものとなっている。これが卵巣、すなわちイクラはどうだろう。知らず知らずに軍艦になって回っているのかも知れない。今回のものは八王子の塩干(相物)仲卸で見つけたいかにも業者向けの商品。サケの卵巣とあまり変わらない味わいで、どう違うかというと『市場寿司 たか』のたかさんと首をひねってしまった。あえていうと粒の小さなことだろうか? 味わいはよし!
寿司ネタ(made of)
タイセイヨウサケ
英名/Atlantic salmon, Parr
1970年前後からノルウェーで養殖が始まり、エサの開発や近代的な養殖法の確立が急速に行われた・・・・
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