寿司図鑑 雑記24
大阪市都島「吾妻鮨」02
2008-09-13
炎熱の路地から店内に入ると、そこはやや暗すぎる店内に思えたが、目が慣れてくると、まことに落ち着きのある空間であった。
まっすぐ続くカウンター、左手に厨房があって二人の男性が待ち受けていた。
最初はとまどった。
なにしろまず食べてみたいのが「ばってら」だったからだ。
すごすごと、
「ばってら店内で食べていいですか」
なんて聞いてみる。
「いいですよ」
「普通は持ち帰り用ですよね」
「いや食べられる人もいますよ」
この店、清潔で感じのいい店であった。
あんまり熱いので、生ビールをいっぱい。
これが炎暑をかいくぐってきた身に染みて染みて困ってしまう。
さて、これまで入った大阪の、すし屋の多くが、小皿を出さないで、醤油壷から直に刷毛で塗るというもの。
醤油にはワサビが溶きこんでいることが多かった。
ところが「吾妻鮨」ではちゃんと小皿が出てきたのだ。
「ばってら」1本分、6切れをおいしくいただき、少々もの足りないので、タコと焼きアナゴを追加する。
これで支払いは2000円でおつりが来た。
満足至極で店を出たのはいいのだが、「吾妻鮨」の由来や、創業年など肝心なことは何も聞いていない。
これも暑さのためさ、と後悔しないことにする。
それに大阪駅からもほど近い。
もう一度、「吾妻鮨」でいっぱいやってもいいな。
吾妻鮨 大阪府大阪市都島区都島本通り3
まっすぐ続くカウンター、左手に厨房があって二人の男性が待ち受けていた。
最初はとまどった。
なにしろまず食べてみたいのが「ばってら」だったからだ。
すごすごと、
「ばってら店内で食べていいですか」
なんて聞いてみる。
「いいですよ」
「普通は持ち帰り用ですよね」
「いや食べられる人もいますよ」
この店、清潔で感じのいい店であった。
あんまり熱いので、生ビールをいっぱい。
これが炎暑をかいくぐってきた身に染みて染みて困ってしまう。
さて、これまで入った大阪の、すし屋の多くが、小皿を出さないで、醤油壷から直に刷毛で塗るというもの。
醤油にはワサビが溶きこんでいることが多かった。
ところが「吾妻鮨」ではちゃんと小皿が出てきたのだ。
「ばってら」1本分、6切れをおいしくいただき、少々もの足りないので、タコと焼きアナゴを追加する。
これで支払いは2000円でおつりが来た。
満足至極で店を出たのはいいのだが、「吾妻鮨」の由来や、創業年など肝心なことは何も聞いていない。
これも暑さのためさ、と後悔しないことにする。
それに大阪駅からもほど近い。
もう一度、「吾妻鮨」でいっぱいやってもいいな。
吾妻鮨 大阪府大阪市都島区都島本通り3