「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻13貫 | みるがい/ミルクイ |
2005年4月12日 |
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旬:春
市場に来て、これもちょっと奇妙なもののひとつ。二枚貝の貝殻はありきたりなものなのに、そこから黒っぽい、ちょっと卑猥な感じすらするいちもつがブヨヨンとのびている。これが二枚貝において値段のキングともいえるミルクイである。「ミルという海藻を食う」ということから「みるくい」となったようだが決してミルは食べない。ブヨヨンとのびているとのびている水管を寿司ネタとする。安いときでも2500円/キロはする代物。おおよそ200グラムはあるから1個500円もする。一個で3個とれたとして、安くて160円ほどの原価、高いと300円くらいになる。これに職人のわざと手間をかけると1個で千円はくだりません。味わいは甘みがあり、ちょっとしこっとして、しかも柔らかい。上品でいながらすし飯に負けない存在感である。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、ミルクイへ!
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/bakagai/mirukui.html