「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻169貫 | ボタンエビ |
2005年9月14日 |
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ボタンエビと言うと知らない人は「高い寿司屋に置いてあるヤツね。あれはうまいよ」と宣うはず。ところが複雑なことにこの寿司屋の「ぼたんえび」は、ほとんどがボタンエビではなくトヤマエビという主に日本海北部から噴火湾でとれるもの。ボタンエビは反対に太平洋側の東北以南で漁獲されているものなのだ。『市場寿司 たか』の渡辺さんもボタンエビを知らなかったひとり。沼津の底引きで揚がった見事なボタンエビを前に、「色が違うよね。だけど初めてかな」なんて言っている。確か銚子からのものを買っていたのを見ているので二度目だよ、と言うと「そうだ高かったよね」だって。味の良さは駿河湾でとれるエビではいちばん。甘えび(ホッコクアカエビ)のタラバエビ科でも最上のものである。なにより甘えびよりも身がしっかりしている。それで食感がいいし、甘みもあり、旨味も充分だろう。オレンジ色の見慣れぬエビをみかけたらこれはまさに「買い」である。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、ボタンエビへ!
http://www.zukan-bouz.com/ebi/tarabaebi/botanebi.html