「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻249貫 | 香箱がに/ズワイガニメス |
2005年12月2日 |
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ズワイガニのメスはオスが地域によって「越前がに」だとか「松葉がに」とか変わるに同じく呼び名が変わる。越前福井では「せいこがに」、加賀、石川県では「香箱がに」となる。オスのカニが非常に高価で手が出ないのに対して、こちらは非常に手頃である。特に東京などの市場でメスのズワイガニを購入すると産地以上に格安で手に入る。と言うことで「首都圏でこそ食え『メスガニ』」というのもあながち冗談ではない。さてこの「香箱がに」、身はとても少なく気が短い向きには面倒で仕方ない。それで我が家では予め身を取りだしておく。当然、甲羅の舌にはオレンジ色の美しい内子があり、ふんどしにはブドウ色の外子。これを混ぜ合わせ、また身と内子、外子別々に飽食するのだ。そのうますぎるメスガニの総てを握りに仕立ててもっらた。この美しいこと、また美味なこと。濃厚な旨味、特に内子の舌にからみつくような刺激。そこに外子のプチっとした食感。ここにすし飯の緩やかなブレーキが効いて、握りとしての頂上到達を知るのだ。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、ズワイガニメスへ!
http://www.zukan-bouz.com/kani/kumoganika/zuwaiganimes.html