「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻3貫 | アカガイ |
2005年4月1日 |
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旬:旬/冬から春
八王子魚市場に源七という、貝どころ千葉の船橋から来る魚貝卸があり、店頭で、あんちゃんがアカガイを剥く。木の芽時になり、初夏を迎えると「子が入ってるかな?」と店頭で聞くのが毎年のこと。アカガイの旬は寒い時期から春までなのだと思うが、子を持っていなければけっしてまずくはないのだ。これはそろそろ「アカガイはよしにしようかな」という目安ともなる。子はアカガイの赤い身にやや薄い朱色である。
アカガイの味わいを決めるものは、その独特の苦みと風味である。まず口に入れるとそのアカガイらしさが広がり、その後に豊かな旨味甘みがどっと押し出してくる。このちょっと「くせのある味わい」が酢飯に至極調和する。それこそ江戸前握りにあってなくてはならぬ個性派脇役、すなわち「主役を食う」という役柄。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、アカガイへ!
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/funegai/akagai.html