「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻319貫 | オオホモラ |
2006年2月10日 |
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三河湾一色の堀さんは話していて楽しい人である。話しっぷりに妙な抑揚があり、ゆっくりとワクワクするような情報をもたらしてくれる。「あのね、今日市場でね。珍しいものを見つけまして。いりませんか?」。こんなときには送ってもらうに限る。すぐに「送ってください」とお願いして、届いたのがオオホモラであったあ。脚などはすべて揃っている。ところが持ち上げると脚が2本ぽろりと落ちた。「やったー」と心の中で歓声をあげる。完全な個体であると、とても食べちゃうわけにはいかない珍しいカニ。脚がとれているからいいだろう、と撮影後慌ただしく茹でる。身に水分が多くて熱を通した分痩せている。それを『市場寿司 たか』に持ち込み、出来上がったのがコレ。「珍しいカニなんだよね。まあ誰も食べたことがないんだよコイツ」。こちらがワクワクしているほどには、たかさんは乗ってこない。「まずいとは思えないけど、うまくもない」。身に旨味、甘味はあるものの確かにズワイなどと比べると2段くらい落ちる。それには甲殻類自体に興味のないたかさんが感激するわけがない。やはり博物館に送ったほうが良かったかな。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、オオホモラへ!
http://www.zukan-bouz.com/kani/hmora/oohomora.html