「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻379貫 | チョウセンバカマ |
2006年5月17日 |
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寂しい魚だなチョウセンバカマは。港で見つけるたびにそう思う。なぜならば底引き網でもチョウセンバカマはぽつんと一匹だけ混ざるからだ。どうも深海の漆黒の中、一人っきりの孤独を楽しんでいるように思える。この魚、いつも単独でとれるせいか、うまいのに値のつかないお買い得なもののひとつ。港でこれを見つけると選別している漁師さんに「これなんという魚なんでしょうね。生まれて初めてみました」なんていうと「持って帰ってもいいよ」なんてこともある。まあ、冗談はさておいて刺身にして白身であり血合いの色がきれい。握りにしても「いいね。これなら客が喜ぶだろ」と、たかさんがほめてくれる。そして味わいもまことにただもんじゃない。しっとりとした身は思ったよりも弾力がありシコっとしている。そこからジワリと旨味が浮かんできて、微かに甘いのは脂だな。これがもっと量がまとまる魚だったらスターになれるのにねー。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●和歌山県湯浅「あかまんぼ・どっと・こむ」へ
http://www.akamanbo.com/
●市場魚貝類図鑑、チョウセンバカマへ!
http://www.zukan-bouz.com/suzuki3/sonota/chousenbakama.html