寿司図鑑 380貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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葉箒貝/ハボウキガイ
はぼうきかい / ハボウキガイ
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ハボウキガイを知る人は少なく、食用としたことのある人はまことに希であると思う。こんなとき説明を求められたとすると「タイラギに似ていてもっと細長い貝」としか言いようがない。長さが40センチ前後にまでなり、黒く薄い貝殻の目立つものである。そんなに大きな貝なら食べられるんだろうね。どうして市場に来てないのだ、と思われるだろうけど「貝殻の割に食べられる貝柱があまりに小さい」し、「それほどうまくない」からだと答えるしかない。じっさい今回対馬から送ってもらった40センチほどの貝殻から取りだした貝柱は直径3.5センチほど、食べて甘味がなく、身の半分ほどの繊維質な部分の食感が悪い。首をひねっていたら、たかさん曰く「これはこれでいけるんじゃない。あっさりしているけど貝の磯臭さは楽しめるだろう」と言う。まあ貝柱を食べるというと、ついついタイラギやホタテと比べてしまう。古女房をキラキラの女優さんと並べてみてもいかんともしがたいということか? ごめん! ごめん!
寿司ネタ(made of)
ハボウキガイ
Fan mussel
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