「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻449貫 | 筋烏賊/スジイカ |
2006年12月6日 |
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この平凡なスルメイカに似ている小振りのイカをご存じだろうか? 沼津では漁師から「こんなのどうしようもねー」とけられ、鹿島灘では釣り師に外道とされている。まことに評価の低いイカなのである。どうして評価が低いのかというと釣り師にとっては「型(大きさ)」が小さいからだけど、漁師にとってはまとまってとれないただそれだけの理由である。「食っちゃ、うまいよ。ウチでもときどき煮ておかずにするだら」、「個人的には好きだけん」と沼津巻き網漁師は呟く。これを勝手にいただいてきて刺身にする。決してまずくはないが平凡である。それではと「煮いか」にしてみる。酒、醤油、砂糖の汁でほんの数十秒火を通す。これは近所の寿司屋のご隠居直伝のやり方である。これを、たかさんがネタに切り付ける。「ちょっと皮がやわっかいな」と2かん。これはなかなかうまいのである。どうしてもスルメイカ、ヤリイカと比べてしまうが、素直に味わうと「いけるよ。イカの味だね。普通の柔らかいからすし飯との馴染みもいい」とたかさん。ごく在り来たりで特徴はないが平凡な煮いかを楽しんだのであった。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、スジイカへ!
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/tutuika/sujiika.html