「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻469貫 | びんトロ/ビンナガマグロ |
2007年1月4日 |
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ある日、市場を歩いていると知り合いの仲買から声をかけられた「おい、これ持ってかないか。久しぶりに脂もあるし、値段も安いしさ」。その値段がキロ当たり1900円。一体を4等分し、冷凍した棒きれのようなもの。デカイ発泡には「ビントロ」と殴り書きしてある。「安いのか高いのかわからんな」と言いながら1本分けてもらう。すぐにそれを「市場寿司 たか」で解凍する。「これはね。一般の寿司屋じゃ使えないんだな。オレは好きだよ。いいものは脂があって甘味が感じられるだろ。昔は色合いが赤くないし、脂が強いんで嫌がられてたけど。素直にうまいと思う。でも意外に高いだろいいのは」。まさにその通りで、「びんトロ」は明らかに水産物でも「商材」そのもの。巨大な冷凍庫を持つ商社が在庫を抱えて、これまた大量消費する回転寿司チェーンに売る。「だから仕入れでも、お客のイメージからも回転寿司で回してくれってわけ」。そしてなんとも豪勢に皿盛りに。市場仲間も含めて「おいしゅうございます」と甘味のある脂のうまさを堪能するのである。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、ビンナガマグロへ!
http://www.zukan-bouz.com/saba/maguro/binchou.html