寿司図鑑 468貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

間鰤/アイブリ

あいぶり / アイブリ
間鰤/アイブリ
握り

晩秋の沼津魚市場、巻き網船が入港してきている。大量のアカカマス、ゴマサバ、さごし(サワラ)、マルソウダ。カマスは値がつくから今日は大漁だ! なんて、ふと選別台の下を見るとアイブリが落ちている。「もらっていいかな」と言うと、「こっちにもあるから」と2本、3本。「うまいだらけんど、競りに出しても値がつかないだら」と船から声がかかる。それを持ち帰ってすぐ「市場寿司 たか」へ。「まるでカンパチの子みたいだね」。お卸し始めると「あれー? 身の色が違うぞ。メダイに似てる」。たかさん久しぶりに魚らしい魚でちょっと喜んでいるみたいだ。そして2かん。これが「平凡だけど、味のいい握り」なのである。まさにメダイの握りに近い。メダイと違うのは、ほんの微かに酸味があって、でもそれを補うように甘味も感じられる。「オレはこれ好きだね」、たかさん、寿司ネタとして気に入ったようだ。「また沼津に行ったらたのむよ」。

寿司ネタ(made of)

アイブリ
Blackbanded trevally

アイブリ
定置網などに紛れ込むもの。珍しいものではないが、1匹、ないし数匹しか一度にとれないので、商品価値は低い。ただサワラやマナガツオに近い白身で嫌みがなく美味。
産地などだけでなく、もっと広く認知されてもいい魚だと思っている。ちなみに産地や流通上・・・・
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