「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻489貫 | アザハタ |
2007年2月25日 |
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水中ではいざ知らず、陸に上げたアザハタの色合いは凄まじい。その赤色は鮮やかすぎて目を刺すようである。このような鮮やかな色彩はユカタハタ属ならではの特徴である。この赤色が鮮やかであれば鮮やかであるほど新しい証拠なのであるが、沼津の仲買・青木修一さんはこの色鮮やかな魚をなんども自腹を切って食べている。だからこそ誰も知らない、手を出さない派手すぎる魚をボクに送ってくれたのだ。発泡をあけると見事なくらい赤が目映い。当然、送られてきた日は刺身にして美しいものの旨味がなくもの足りなかった。「一日寝かせよう」という、たかさんの提案で翌日、握りにする。これが絶品であったのだ。「オレはね。こんな白身が欲しいんだよ。寿司を握っていると白身っていろいろあるけど、すし飯と一緒に噛みしめてジワリと旨味が浮いてくるヤツ」、「浮いてくるね旨味? そうだね。これは旨味だね。それに昨日よりも少し身が柔らかくなって、その分、甘味がある」。「顔はおブスちゃんだけど、お前は偉いね」。たかさんモニターで顔をアップにして、真面目くさってほめている。ボクはそんなことはどうでもいいので、せっせとうまい握りを食い尽くしたのである。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、アザハタへ!
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