「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻50貫 | 小赤/サルボウ |
2005年5月20日 |
|---|
旬:旬は春から初夏
初夏は東京湾の干潟がにぎわしい。アサリやバカガイ漁が最盛期になり、それに混ざる、にし(アカニシ)、サルボウなどを甘辛く煮げて、おっかさんたちが港前でパラソルを開いて店を出す。こんな光景が都心から数十分ほどの船橋(千葉県)で見られるのだから、江戸前も捨てたものではない。船橋では煮てしまうサルボウが大好きなのが山梨である。ときに魚屋の店先に「小赤あります」と出て、中を覗くとこれがサルボウの刺身である。実をいうとサルボウの刺身はとてもうまいのだ。これを持ち込んだ『市場寿司 たか」、たかさんはさすがに「小赤」を知っていた。と出てきたのが端正な握り。サルボウはアカガイの偽物なんて言われる。これは味がはなはだアカガイに近いからで、比べるにやや苦み渋みというか玄妙さに欠けるかな? 「小赤、いいな」とは寿司職人歴30年を超える、たかさんの呟き。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、サルボウへ!
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/funegai/sarubou.html