寿司図鑑 515貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

姫貝/アケガイ岡山土産

ひめがい / アケガイ
姫貝/アケガイ岡山土産
握り

アケガイというのは関東の市場にもしばしばやって来ては、目新しいのと色合いが多彩なので、出始めはよく売れる。でも後が続かない、急速に注目度が低下するものなのである。その原因は見た目は立派でも中身がそれに伴わぬ。味、そして身質からしてもアサリなどよりも落ちるせいだろう。また身の赤い色合いも不気味といえば不気味である。倉敷市児島高洲に潮干狩りに行き、陶芸家の武内立爾さん、またヒモマキバイさん、アサリ漁師のきんのり丸さんらが掘り出した、アケガイをささっとゆで上げて貝殻を外して、『市場寿司 たか』に持ち込む。ひとつ、ふたつ、食べてみて、たかさんは「いい味だ」と2、3かん握りに仕立てる。「まあコレぐらいの大きさなら握りになるね。つめや煮きりを塗らなくても味があるし、オレは好きだね」。こういってもらえると倉敷から持ち帰った甲斐があったというもので、ボクも意外に味のいい「姫貝」の握りを2つつまむのだ。

寿司ネタ(made of)

アケガイ

アケガイ
アサリよりもやや沖合に生息する。内湾にたくさんとれるもので、主にアサリの代用品として同様に利用される。アサリの減少から活貝、加工品として需要が高まっている。
国内でもとれるが、この需要を主に満たしているのが輸入もの。中国や東南アジアからボイ・・・・
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