寿司図鑑 514貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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砧揚巻/キヌタアゲマキ岡山土産
きぬたあげまき / キヌタアゲマキ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
なんとも雅な和名で、それだけでも惹かれること大なのである。そして身の色合いもうまそう。これがネタケースにあるだけで、心強いのではないだろうか新進の寿司屋にとって。でもこのキヌタアゲマキをとるのは容易ではない。今回のは瀬戸内のアマモ場にあって、陶芸家の武内立爾さんが渾身の力でもって掘り出してくれた。だから幻の寿司ネタと言えそうな代物である。これをササッと茹でて、開き、寿司ネタに切り付ける。キヌタアゲマキも二度めとあって手早いし、仕込みも万全である。それでも、これにツメを塗るかどうかも、たかさん悩みに悩んで、ふたりで食べ比べてツメの塗る塗らないは「好みだね」なんていっぱい食べたのである。味わいは形もそうだがアゲマキに似ていなくもない。でもアゲマキよりもクセがなく、甘味も貝としての旨味もあって、たかさん曰く「上ではないか」という。でもそれはほめすぎだろう。ひょっとしたら、たかさん、助六気取りじゃないでしょうね。
寿司ネタ(made of)
キヌタアゲマキ
Divaricate short razor
非常にローカルな食材。
潮干狩りなどでとれる。・・・・
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