「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻53貫 | 紫海胆/キタムラサキウニ |
2005年5月23日 |
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旬:初夏から夏
寿司ネタでは「黄海胆」という。これは寿司には弁当箱という木箱にむき身で売られいるものを使う。国産のウニに関しては「黄」はキタムラサキウニ、「赤」はエゾバフンウニということだ。今回は宮城県七ヶ浜からきた大振りの殻ウニ(活け)。これは種をはっきりさせたいためだったが、殻つきにしたのはちょっと失敗。「ちょっと海の香りが強いな。うまいんだけど、なんだかうますぎる」、たかさんが呟くのだ。考えてみると寿司屋では殻つきは使わない。それには「橘」とか「小川」とか北海道のメーカーが海水に晒して美しく箱詰めしたものの方が後味があっさりしていて、すし飯と競合しないからである。今回は「昔は軍艦じゃなく、そのまま握っていたな」というので海苔を使わないですし飯にのせた。海苔という邪魔者がないので口中いきなり酢飯とウニが混ざり、濃厚なウニの旨味がど?んと衝撃波を作る。うまい、うまいんだけどすし飯はどこにいったんだろう、と思ったときに酢の味わいが感じられる。ウニが好きならこれでもいいんではないだろうか?
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、キタムラサキウニへ!
http://www.zukan-bouz.com/sonota/uni/kitamurasakiuni.html