寿司図鑑 54貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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真がれい/マガレイ
まがれい / マガレイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
マガレイという魚は思ったよりも目立たない。入荷の多い魚であり、魚屋さんに聞いても「本当においしいね」なんて言われる割に存在感がないのだ。寒い時期にくる福島ものから初夏の北海道まで入荷の時期は長い。ときに裏側の黄の鮮やかで、「お見事!」といいたくなるのを見かける。それで結局なぜ影が薄いのかというと、どうも煮つけ用の魚だと思われているせいらしい。これを持ち込んだ『市場寿司 たか』でも「これ生で食べられるんだけ」という認識である。どうも寄生虫であるアニサキス類のことが心配らしい。考えてみるとアニサキスの感染の虞ということではマアジだって同様だ。刺身を食べている限りどんな魚でも危険はないとは言えないのだ。これなど道を歩いていて「いつ交通事故に遭うのか?」ということで外出をしないのか? というのと同じ。と握ってもらったら、まず、たかさんがうまさに驚いた。いい味わいなのだ。寿司にしてもマコガレイと大きく差があるように思えない。シコっとしていて旨味がある。どうも産卵前で脂ものっているためではないか。「たかさん縁側もお願いね」。
寿司ネタ(made of)
マガレイ
Brown sole
関東でも古くから総菜魚として親しまれていて、カレイの中でも一般的なもののひとつ。魚屋さんなどで見ると本・・・・
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