「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻54貫 | 真がれい/マガレイ |
2005年5月24日 |
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マガレイという魚は思ったよりも目立たない。入荷の多い魚であり、魚屋さんに聞いても「本当においしいね」なんて言われる割に存在感がないのだ。寒い時期にくる福島ものから初夏の北海道まで入荷の時期は長い。ときに裏側の黄の鮮やかで、「お見事!」といいたくなるのを見かける。それで結局なぜ影が薄いのかというと、どうも煮つけ用の魚だと思われているせいらしい。これを持ち込んだ『市場寿司 たか』でも「これ生で食べられるんだけ」という認識である。どうも寄生虫であるアニサキス類のことが心配らしい。考えてみるとアニサキスの感染の虞ということではマアジだって同様だ。刺身を食べている限りどんな魚でも危険はないとは言えないのだ。これなど道を歩いていて「いつ交通事故に遭うのか?」ということで外出をしないのか? というのと同じ。と握ってもらったら、まず、たかさんがうまさに驚いた。いい味わいなのだ。寿司にしてもマコガレイと大きく差があるように思えない。シコっとしていて旨味がある。どうも産卵前で脂ものっているためではないか。「たかさん縁側もお願いね」。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、マガレイへ!
http://www.zukan-bouz.com/karei/karei/magarei.html