「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻549貫 | 姫小鯛/ヒメコダイ |
2008年1月7日 |
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一見、素性のわからない魚というのがあって、ヒメコダイもそのひとつ。最近では「イトヨリダイ天ぷら用」として店頭に並べている魚屋を見たことがある。外見からするとイトヨリダイに近い、ようにも思える。これがまさかハタの仲間だとは誰も気づかないだろう。ハタの仲間は深いところに棲むようになるにしたがい華奢になる。華やかになるとも言えそうだ。当然、寿司職人のたかさんも赤いきれいな小魚としか見当がつかぬままに、「キスのようだね」とか「アマダイに近いか」なんていいながら1匹のヒメコダイで二かんの握りを作り上げる。これを一かんずつ食べた感想が上々だった。「きれいな白身だし、歯触りもいいね。旨味と言うことでは不満が残るけど、これなら握りの一品として使える」。これにはボクも同感。むしろ昆布締め、皮霜造りなどにすれば良かったのかも知れない。これだけではもの足りない。課題が残るということは寿司ネタとしては合格ということだ。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、ヒメコダイへ!
http://www.zukan-bouz.com/hata/himekodi/himekodai.html