「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻78貫 | なかずみ/コノシロ |
2005年6月17日 |
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新子、小鰭(こはだ)、なかずみ、このしろと、斜陽していくのがコノシロの面白いところ。新子など1匹3グラムほどしかないのに1キロ2万円もする。細かく計算すると寿司に作るととてつもなく高価になりそうである。そして小鰭となってやっと街のありきたりな寿司屋にも出回ってくる。今年はなんだか「蒸し暑いね」と、仲卸の店を見て回っていると、小鰭はなくてほとんどが「なかずみ」ばかり。なかずみはコノシロの12?15センチほどの大きさのもの。「小鰭はこのところ高いし、少ないだろ」とせっせと、『市場寿司 たか』では、なかずみが仕込まれている。それを見て翌日握ってもらったのがこれ。やや身が厚すぎるし、脂ののりも今ひとつながら、さすがに市場を回って抑えただけある。充分すぎるくらいにコノシロ独特の風味があり、絶妙な酢の加減でもっていい味わいに仕上がっている。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●市場魚貝類図鑑、コノシロへ!
http://www.zukan-bouz.com/nisin/konosiro.html