「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻791貫 | 鮃と真河豚/ヒラメ、マフグ |
2009年6月21日 |
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店の入って右手がカウンター、左手にテーブルがある。
客はまだ正午前なのでボク一人。
対峙するのは、たぶん60歳代後半とみられるすし職人。
当然店主とみた。
話してみると、子息が東京で修業して帰ってきたのだという。
だから握りは江戸前ということか。
待つほどもなく出てきたのが、マフグとヒラメ。
透明感のある白身がちょこんと仲良く並んでいる。
ともに身が生きている。
ヒラメなども弾力が強く、それでいて旨味がちゃんと浮かんでくる。
ヒラメはともかく、マフグが出てくるのが山口らしいところ。
近くにある川端市場でも、また萩に出ても、フグのない日はないというくらい。
山口に来て、すしネタとしてもちゃんとフグが出てくるのが、とても新鮮に感じる。
上にのるのが紅葉おろし、とうぜん少量醤油をつけて食べてみる。
これはまさに絶品だろう。
マフグは活けなのだろうか、ものすごく弾力があり、じわりじわりと旨味が出てくる。
敢えて、問題となるのがすし飯との相性だろう。
それを考えるなら、もっと薄切りにして重ねて乗せた方がいいかも知れない。
こんな思いなど吹き飛ばすマフグのうまさだ。
なかたに 山口県山口市下竪小路76
●市場魚貝類図鑑、ヒラメへ
http://www.zukan-bouz.com/karei/hirame/hirame.html