「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻81貫 | ミシマオコゼ |
2005年6月20日 |
|---|
やや硬めの白身でフグに似た味わいであるために「みしまふぐ」なんて言われるのがミシマオコゼ。見た目は悪いが味はいいという典型の魚である。残念なのはあまりとれないということ。産地でもまとまらないので出荷できなくて、ぽつんと1匹転がっていることが多い。この写真のも徳島県阿南市の橘水産で1匹だけとれて漁師さんがおかずにでもしようと確保しておいたもの。白身で淡白な味わいであり、握りに向いているか不安を感じながら、『市場寿司 たか』に持ち込んだ。出てきた握り、血合いの色合いも思ったよりもきれいである。そしてぱくりと口に入れて、これがなんともうまいのだ。なによりも身に旨味がある。たかさん曰く、「もうちょっと味に個性が合った方がいいかな。ただ味はいいし、フグのような食感がいけるかも」とのこと。今回は身だけ握ってみたが、ここに茹でた肝をのせると、ぐっと味わいが増すかもしれない。
●八王子綜合卸売センター、「市場寿司 たか」
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/gest.html
●徳島県阿南市 橘水産、橘水産のホームページへ!
http://www.zukan-bouz.com/zkan/sagasu/tokusimaken/tatibana.html
●市場魚貝類図鑑、ミシマオコゼへ!
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/wanigisuamoku/misimaokoze.html