「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻818貫 | 並松毬/ナミマツカサ |
2009年9月6日 |
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キンメダイの仲間で、イットウダイ科の魚は、熱帯にいくほど食用魚として、重要で、温帯域ではあまりなじみがない。
関東にもほとんど来ないもので、まあ市場関係者も知らないだろう。
赤く、ものすごく鱗が硬い。
全身を赤い鎧をつけたように見える。
これぞ自然界の赤備ではないだろうか。
こいつが和歌山県串本からまとまってやってきた。
いつも面白い魚を送り出してくる出口水産が荷主。
市場に来ている仕入れ人が、一瞬圧倒されて動けないでいる。
ここぞとばかりに確保して、『市場寿司 たか』に走る。
たかさんに渡した途端に「これどうやって下ろすの」と聞く。
「背鰭の付け根に逆包丁で切れ目を入れて」なんて説明しながら、出てきた中身はとてもきれいだ。
白身だけど多少赤味がかる。
きれいなものを、口に入れたら、味の方もよいのだ。
独特の旨味がある。
これはいけるでしょう。
もっと食べたくなって、二かん追加。
いくつ食べても食べ飽きない味わいだ。
「たかさん、安いよこれ、仕入れに行ったら」
「嫌だよ。包丁がダメになる」
●市場魚貝類図鑑、ナミマツカサへ
http://www.zukan-bouz.com/kinmedai/ittoudai/namimatukasa.html