「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻819貫 | このしろで押しずし/コノシロ |
2009年9月18日 |
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姫路(兵庫県)でコノシロのことをいろいろ聞いてきた。
10月の秋祭のシーズンになると、鰶のすしを家庭でも作るし、スーパーなどにもたくさん並ぶという。
コノシロなくしては姫路の秋祭はなりたたない模様だ。
今回の姫路行はコノシロと祭のことを調べるためだった。
そうして訪れた市場でちょうどコノシロを盛んに開いている。
これが独特のもので、三枚に開いて、その片身を観音開きにする。
思わず、この独特の開き方をしたものを一袋買い求めてくる。
帰ってきたら振り塩。
一晩寝かせて水洗いして、甘酢に漬け込む。
この段階で『市場寿司 たか』に丸投げする。
持参したのは酢で締めたコノシロと、京都八木包丁店で買い求めた押しずしの型。

江戸前寿司職人のたかさん、思わず、「オレはこんなもの使ったことがない」。
まあまあ、まあーとなだめて、押して出来上がった鰶ずしが美しい。
ちょっと甘めの酢締めのコノシロが、ミスマッチの江戸前のすし飯と合わさってうまいのだ。
これは大発見。
お隣の『さくら』夫婦に食べさせても、好評だった。

「たかさん、明日から押しずしも始めようよ」
「いやだよ。すし飯をいくら炊いても間に合わない」
そうなんだ、押しずしって、すし飯をたくさん使うのだ。
これも大発見。
魚谷商店
http://www.uotani-shouten.co.jp/
●市場魚貝類図鑑、コノシロへ
http://www.zukan-bouz.com/nisin/konosiro.html