「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻826貫 | 腰長鮪/コシナガマグロ |
2009年12月14日 |
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旬:秋から冬
山陰、山口、島根などで秋から冬にとれるコシナガマグロは関東ではあまりなじみがない。
魚好きな方ならクロマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロまでは思い出せるだろう。
でも、最後のコシナガマグロまでは無理だ。
これを知っているのは、本物の魚通ではないかな。
さて、秋から冬にかけてクロマグロのメジ(若魚)よりも明らかにうまいのがコシナガマグロなのである。
いつもながら思うのが、これを山陰限定にするのはもったいない。
関東でも食べられたらどんなにいいだろう。
島根県浜田市から送ってもらったのを、『市場寿司 たか』に持ち込んだ。
たかさんにメジマグロとコシナガマグロの違いがわかるだろうか?
持参したのは、半身なので、たかさん、まったく違和感なくメジマグロだとして五、六かんを並べる。
これがうまかった。
柔らかいのだけど、少しだけシコっとしている。
あれれ、どうしてだろう?
不思議だけど、そう感じる。
そこにジワリと微かに酸味のある味。
「へえー、これ最近買ったメジとは違うね」
「山陰島根県浜田市のだよ」
「そうなんだ。これはひと味違う。うまく表現できないけどね」
「うまいと思わない」
「思うね、マグロらしい旨さがあるね。普通のメジよりもちょっと濃いよ」
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、コシナガへ
http://www.zukan-bouz.com/saba/maguro/kosinaga.html