「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻828貫 | 口黒/イシダイ |
2009年12月17日 |
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イシダイの旬はいつか?
たぶん晩秋から春にかけて、そして初夏までなのではないか、と思っている。
少々自信がないので、春夏秋冬食べてみるしかない。
今回のものは徳島中央市場で揚がったもの。
産地はもっとつきつめると阿南市あたりではないだろうか。
1キロ上、口の周辺が黒くなっている。
イシダイは小さいときは熱帯魚のようで黄金色。
だんだん身体が白くなり、そこに黒い横縞が走る。
やがて大きくなるに従い縞模様が消えて、口の周辺が黒くなる。
釣り師はイシダイの成魚を口黒という。
イシダイは小さくてもうまい。
もちろんある程度大きい方がよりうまいと思うが、大きすぎてもダメ。
もっともうまいのは1キロ〜2キロくらいではないだろうか。
そして師走徳島のイシダイはいかがなものか。
宅急便で届いたばかりの口黒(イシダイ)が『市場寿司 たか』にある。
「活けを締めてもらったヤツだよ」
「いい身してるよ、期待するね」
期待以上だった。
身が白濁しているのだけど、これは脂のせいらしい。
まったり甘みがあるけど、脂からくるものだろう。
磯臭さがまったくなく、上品な味なんだけど、磯魚らしいほどよい食感がある。
今回、『寿司図鑑』撮影に居合わせた方に、一緒に食べてもらったが、いかがだっただろう。
たかさんともども、師走のイシダイうまし、と意見が一致したのである。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、イシダイへ
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/isidai/isidai.html