「市場寿司 たか」で試行錯誤した新しい寿司ネタ、定番の魚貝類から各地の郷土料理や我が家の寿司まで種別に公開しています。現在めざすところは1000種のネタ図鑑にすることとし、市場と日本の水産物の可能性を試す。また地方での寿司というものを取り上げて我が国の「寿司」「鮨」「すし」のことを理解していきたいと思っている。
寿司図鑑 本巻
寿司図鑑 雑記
| 本巻833貫 | 養殖九絵/クエ |
2009年12月29日 |
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旬:秋から冬
クエを食べた回数は思い出して正確に言える。
5回にしか過ぎない。
すべて天然もの。
その頃はまだ養殖物は少なかった。
活け締めにした刺身はおどろくほど透明感があり、やや硬く旨みに欠けるものだたが、うまいと思った。
旨みとうまさは違うのだなと思い知ったものだ。
そして今年のクエは養殖もの。
2キロ上で仲卸さんのお情けで値段は5千円でおつりが来る。
実は刺身が悪くなかった。
血合いがきれいだし、家族など脂がのっていてうまいという。
これをすし職人、たかさん(渡辺隆之さん)に握りに仕立てていただいたら、やはりうまかったのだ。
たかさん曰く、
「キロ3000円を切ればシマアジとどっちを選ぶかな」
実はキロあたり3000円を割り込むことは珍しくない。
不況のせいかもしれない。
各地でクエの養殖が増えて、珍しいものではなくなったら、もっともっと安くならないだろうか?
するとすし屋の定番にもなりそうだ。
脂が強いので天然ものと比べると食感が悪い。
でも、これがすしネタとしてはいい、とたかさんは言う。
二かん、三かん食べてみて、やはりうまいな、たかさんと二人でうなずき合うのだ。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、クエへ
http://www.zukan-bouz.com/hata/mahata/kue.html