寿司図鑑 1238貫目
ウマヅラハギ握りポン酢
うまづらはぎにぎりぽんず / ウマヅラハギ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
春のウマヅラハギの仕入れは難しい。成熟するほど肝が痩せ、身に張りがなくなる。今回のものは身に張りがあり、脂も抜けていないようで、うま味も甘みもある。しかも活魚なので食感がいい。ただ残念なのは肝が痩せて小さいことくらい。値も落ちてきているし、これでよしとすべきだろう。
「身だけ握っても平凡だね」
「大阪風にやる?」
「なんだいそりゃ」
「紅葉下ろしにポン酢」
「確かに江戸風じゃないな」
一走り、市場を回って万能ネギ、紅葉下ろし、ポン酢を調達。
たかさんが握って、こてこてにのせて出してきた。
「確かに大阪じゃやりそうだ」
これがウマヅラハギの身の真味が楽しめるかどうかは置いておいて、実にうまい。2,3個食べても飽きが来ないのもいい。
「時々、大阪風もいいね」
2012年04月19日
寿司ネタ(made of)
ウマヅラハギ
Filefish, Leatherfish, Leatherjacket
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒