寿司図鑑 265貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ツバメウオの縁側/ツバメウオ
つばめうおのえんがわ / ツバメウオ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
噴火が起こる前の三宅島、三池港で初めて釣り上げた魚がツバメウオ。それを脇で見ていたお婆さんが「おかずにくれんかいな」と言ってきて、よく見ると、お婆さんがゴッツイ釣り竿を持っている。どうも夕ご飯のおかず釣りなのだ。
「これがいちばんうまい魚」だと教えてくれて、お婆さんは大きなナンヨウカイワリやイスズミを次々と釣って帰ったのである。
そんなツバメウオだが、意外なことに市場でもあまり珍しい魚ではない。関東には和歌山、大分などからときに入荷してくるし、だんだんうまいということも知られてきているようだ。
今回のものは大分県産。三枚に下ろしたものを渡すと、「イシダイかな?」なんて寿司職人の渡辺隆之さんが切り付けている。
そして出来たのが背の部分の握りと、なんと大きな背鰭下の縁側である。この縁側のうまいのなんのって、なによりも旨味がじわっと湧きだしてくるようだし、シコっとした食感。
すし飯に負けぬ個性に「いい握りになったね」と、たかさんと全部食べてしまったのだ。
寿司ネタ(made of)
ツバメウオ
Longfin batfish
身質は極めていいのだが、・・・・
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