寿司図鑑 362貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
北海しまえび/ホッカイエビ
ほっかいしまえび / ホッカイエビ


北海道野付湾などで独特の打瀬網での北海しまえび漁は夏の風物詩である。エンジンを使わず帆走することで乱獲を防ぎ、貴重なアマモ場の保全にも貢献している。これが関東の市場にもときどき入荷してくる。そしてそのほぼ総てが産地で塩ゆでにされたもの。この茹でて冷凍したもの、決してうまいもんじゃない、平凡だ。やはりエビはゆでたての方がうまいに違いない。鮮魚で来ないものを握っても仕方ないと思っていると実は細々とだがスナエビやエビジャコに混ざって厚岸から入荷してくるのだ。今回のものはスナエビに混ざっていたもの。せっせと10匹ほど集めて塩ゆで、すぐに握りにしてみた。これが絶品であったのだ。ホロっとした身質、中はまだプリっとしている。その身が甘いのだ。甘さと適度な食感で「うまいな」を2かん分。たかさんも2かん分の「うまいな」と言いまして、お後がよろしいようで……。
寿司ネタ(made of)
ホッカイエビ
英名/Hokkai shrimp
北海道東部の夏の風物詩で、観光資源としても重要。
ゆでたホッカイエビ(北海シマエビ)は比較的ローカルな味わいで、流通漁はほとんどない。・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒
この寿司ネタの他の寿司(Others)
- 登録がありませんでした