寿司図鑑 372貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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五月海老/イバラモエビ
さつきえび / イバラモエビ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
鳥取県では「五月海老(さつきえび)」、新潟県では「鬼海老(おにえび)」などと呼ばれて、なかなか値が張るエビがイバラモエビ。鳥取県での「五月」はこの時期にまとまってとれるからだ。関東の市場でも見かけるのは新緑の晩春から初夏。殻に棘があって剥くときに痛いのだが、刺身にして絶品、焼いたらもっとうまい。「痛いな、この殻、いたたた」とたかさん。北海道羽幌から入荷してきたのを『市場寿司 たか』に持ち込んで握りしたのだが確かに殻が固く棘っぽい。これからして新潟では「鬼」となるわけだ。そして出来上がった握りが「ズバリ、うまいでしょう」。「甘いし、ぷりっとしているし、うめーな」とたかさん。甘えび(ホッコクアカエビ)に負けず劣らず甘味があり、これより身はしっかりしている。うまいうまいイバラモエビであるが漁獲量が少ないのが残念でならない。まあ日本海側に多いエビである旅に出ることがあったら探してみてくれ。
寿司ネタ(made of)
イバラモエビ
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モエビ科について
小型種が多く、食用種は少ない。代表的な食用種はイバラモエビ、まれにアメリカモエビ、アシナガモエビなども利用されている。-----
本種(イバラモエビ)について
日本海で少ないながらとれ・・・・市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒
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