寿司図鑑 375貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ミツクリエビ
みつくりえび / ミツクリエビ
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北海道厚岸からは様々な小エビが入荷してくる。本種もそのひとつだ。でも「青だな」と寿司職人の渡辺隆之さんが驚くがごとく身の色合いが「うまそうな色じゃない」ので産地などで消費される他は、これだけで取り扱われることはないと思う。今回のものも厚岸から来たアムールエビジャコに混ざってきた。そこからやっと20本ほど探し出してきたのだ。これを面倒くさそうに剥きながら「軍艦しかないね」と出てきたのが2かん。それにたかさんに1かん。「こんなに手間がかかっちゃ商売にはなんないけど、うん、うまいよ。甘えびに近い味だね」と味わいから同科であるのを当てているのはさすが。このタラバエビ科のエビは甘えび(ホッコクアカエビ)といいぼたんえび(トヤマエビ)といい身の甘味が人気の理由。ミツクリエビは細長くサイズが小さいといっても味わいは上々。握りにしてもすし飯に負けぬ甘味がある。まだ5本ほど残っている。「もう1かんダメかな?」と言うと、たかさん、さっさとカンパチの切り付けにもどるのだった。
寿司ネタ(made of)
ミツクリエビ
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小型のエビで単独での利用価値は低い。・・・・
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