寿司図鑑 382貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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海菊/ウミギク
うみぎく / ウミギク
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
「海菊って名前はきれいだね。貝殻から伸びているこれが菊の花びらに似てるってこと」。たかさん、握る前にウミギクの貝殻にしきりを感心している。そのまま貝殻をネタケースに飾って貝柱を2かん。出来上がった握りは見た目は小振りのホタテとなんら変わりがない。やや硬い身に甘味があり、同じく貝柱を食べるヒオウギガイよりもうまい。ついでに茹でたものも握ったが生のほうがうまい。味は上々と、たかさんに同意をもとめようとすると、また貝殻を眺めている。「どこから来たって?」、「対馬だよ。あの対馬海峡、向こうは韓国」、「そうなんだ」、「そこの磯についていたのを為田さんっていう方がとって送ってくれたの。長旅だったけど元気はつらつ、きれいな貝柱だよね」。さすがに貝の収集家が憧れるものだけあって、菊の花びらのような平べったい突起がまるで現代造形作家が作ったかのような美しさを見せている。「それでたかさん、ウミギクうまかったでしょ」、「うまいね。甘味があるし、こりっとした食感がいい。貝殻はもっといいね」。
寿司ネタ(made of)
ウミギク
Thorny oyster
調べると食用としている地域はあると思われる。・・・・
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