寿司図鑑 397貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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簾貝/スダレガイ
すだれがい / スダレガイ
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底引きなどに混ざるものでほとんど市場には出回ることはない。むしろ産地でほそぼそと利用されるものだ。主にみそ汁や、潮汁になっているのだと思う。
スダレガイが属するマルスダレガイ科にはアサリやハマグリなどの美味な二枚貝が目白押し。でも、それ以上に利用されない種も非常に多いのだ。
そしてスダレガイなのだが、生でも決してまずくはない、今回のものは軽く湯引きにしたが、これなどなかなか甘味があってうまい。
「でも、色がね。嫌な人は嫌だろうね。まずくはない。甘味が薄くて、アカガイのような個性がない。でも使えと言われると使えるね。問題はやっぱ赤がきつすぎることだね」
たかさん腕組みしてひとこと。
「すし飯と一緒になると悪くない味だと思うけどね」
「日本人は目でも食うからね」
店内にいたお客に出すと、意外にいい反応だった。
たまにくると面白いネタだと思う。
寿司ネタ(made of)
スダレガイ
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産地は非常に限定的で流通上は山口県宇部市のものしか見ていない。
嫌みのない味のいい二枚貝だが、食用とする程度にはとれても流通に乗せられるほどとれる地域はほとんどない。
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