寿司図鑑 416貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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煮貝/ビクトリアアワビ
にがい / クロアワビ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
八王子魚市場貝担当の鈴木さんのところで見つけ「煮貝」。山梨県の「かいや」という業者のもの。甲州山梨に「煮貝」をつくる業者は多く、そのどれもが「うまいんだよ」とはたかさんの弁。今回は期待して「市場寿司 たか」へ。渡すと何も聞かないで目の前に2かんが出てくる。「これ見た目があっさりし過ぎだね」、「文句言わないの。ツメを塗るとせっかくのアワビの味がわからないだろ。とやかく言わないで食ってみな」。分厚く切り付けているのに「煮貝」は柔らかくそしてアワビの味も生きている。そしてすし飯とも馴染んで「うまいじゃない」。「そうかな。これ山梨の煮貝だろ、よくできているよ、寿司屋でもこれ使ってる店は少ないはない」。たかさんの顔に微かに冷ややかな笑いが浮かぶ。そしてもう一かん。「ええ?」という顔だったんだろうね。口に放り込んだ途端に濃厚な磯の香り、貝のうまみ。「たまにはオレもアワビを煮るんだな。そしてこれは房州産クロアワビ。マダカの方がいいんだけどね」。「確かに山梨の煮貝はうまいよ。でも寿司屋が作ったらもっとうまいの」。「まいりました。たかさん、ついでにもう一かん食べたいな」、「だめに決まってるだろ。コノヤロ!」。
寿司ネタ(made of)
クロアワビ
英名/Japanese abalone, Japanese carshell
アワビ類総論
アワビは二枚貝の一方の貝殻がなくなり、一枚の貝のように見えるが、実は巻き貝の仲間。巻き貝がお椀状に変化したもの。
浅い岩礁域に生息、古代から食用として珍重していた。
小型のトコブシから最高級のクロアワビ、す・・・・
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