寿司図鑑 420貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

漬物寿司

つけものずし /
漬物寿司
握り

寿司職人渡辺隆之さんの握る寿司はいたって庶民的なものである。これは江戸前握りの世界を懐痛めることなく楽しんでもらおうとしているためなのである。そして、ときに握りネタの取り合わせというのか白身、赤身、イカタコ、貝などのバランスについて話し込むことがある。関東では白身と言えばヒラメは当たり前だがカンパチやヒラマサなども含めることがある。「これはおかしいよな」と言うのが今朝の会話の内容なのだ。「そんでね。こんなものもありかな、って考えてみたんだけど」と出てきたのが「漬物寿司」なのだ。市場の漬物屋に相談してすし飯との相性を試しながら最後に残ったのがミニ大根(ラデッシュの仲間)とナスの辛子漬け。「これがあると握りの味わいに変化が生まれて楽しいだろ」。と言うよりはこの「漬物寿司」がうまいのである。ひょっとしてこれだけで一人前もあり得る。特に絶品なのがナスの辛子漬け。京都などで漬物を握っているのを見て敬遠していたのが、まったくの「食わず嫌い」であったと改めて思う。また朝飯の「豪海投げ込み丼」に漬物寿司を加えるのもいいかも。外に出ると土砂降りの雨で湿度100パーセント。でも口中は漬物寿司で締めて爽やかなのだ。

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