寿司図鑑 424貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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潮騒河豚の握り
しょうさいふぐのにぎり /


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その割に市場での評価はぱっとしない。あくまで三流フグでしかない。なぜならば東京でショウサイフグは「安ふぐ」としての代名詞で、「庶民の味わい」であるからだ。じゃあ「庶民の味わい」が三流なのかというとあにはからんやとても味なのだ。
鍋にしても刺身でもタレで焼いてもたまらない。今回のものはフグ勝利してある高野水産のオネエサンに磨いてもらったものだ。
「つけてもうまいな、コレ」
鮮度抜群なのもあってすし職人のたかさんをうならせる。
醤油に飽きてスダチを数滴落としてモンゴルの岩塩で食べてみる。身はシコっとして食感がほどよい。うま味は後から来る。岩塩の方が本種の味が直で楽しめる。
これより肌寒の11月、師走、新年とますますうまさ増す時季となる。
2006/10/13