寿司図鑑 439貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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縞蝦の握り
しまえびのにぎり / ヒカリチヒロエビ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
「今年はエビが豊漁なんです」。沼津魚の達人・菊地利雄さんが呟きながら「これをお土産にどうぞ」と沼津での「縞蝦(ヒカリチヒロエビ)」を手渡してくれる。
ずっしり重く3キロはありそうである。ヒカリチヒロエビは根鰓類、すなわちクルマエビなどに近い中型のエビ。沼津に揚がるのは10cm前後のものが多いのだが、この天ぷらはたまらなくうまい。
ただ生で食べると脂が強く少しくどい。しかも身が甘えび(ホッコクアカエビ)などと比べると硬く、甘味が弱い。
寿司にするなら「煮えび(塩ゆで)」がいい。
茹でたのを食べてみて、たかさんといろいろ試してみる。
「たかさん、これ約2分半ボイルだよ」
「エビだね。でも食感はあまりよくない」
「問題はクルマエビのような食感がないことかな」
「まあ、いくつか直に乗せてみようか」
これが大正解だった。ちゃんとエビらしい風味もあるし、すし飯との馴染みもいい。
「また持ってくる」
2006年
寿司ネタ(made of)
ヒカリチヒロエビ
英名/Stout red shrimp
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