寿司図鑑 441貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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イガグリガニ
いがぐりがに / イガグリガニ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
港で水揚げなどを見ていて、選別されて並んでいるのに出くわすと思わず抱きしめてしまいたくなるほど愛くるしい生き物っている。その最たるものがイガグリガニなのだが、けっして抱きしめて頬すりすりなんてしない方がいい。気をつけないと一週間程度の軽傷をおう。運が悪ければ重症かもね。このぬいぐるみのようなかわいらしい下にある身の味わいはいかに。きれいな花には棘がある。なんて言うが、愛くるしい外見の棘の痛さの下にあるのが、なかなかいい味の身なのである。それをせっせと取りだして「市場寿司 たか」に持っていく。カニ好きのたかさんの評価もいい。当然握りにしてもしっとりとした身質、甘味、「これは合格点だな」と寿司職人のご意見が飛び出した。それで丸のまま、茹でたままを進呈する。「これは遠慮するわ。中身だけちょうだい」だって。うまいもの食べるには忍耐もいるんだよ。
寿司ネタ(made of)
イガグリガニ
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