寿司図鑑 452貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

油蟹/アブラガニ

あぶらがに / アブラガニ
油蟹/アブラガニ
握り

「油蟹」とはなんとまずそうな名ではないか、これだけは和名をつけた学者さんのミステークだとしか思えない。その昔にはまさかアブラガニがこんなに輸入されるとは思わなかったんだろうね。「でもこの名前のつけかたに失敗して助けられているのが庶民だわね。にせタラバ、それもいいじゃない。タラバがブランドものなら、こちらはノンブランドの優れものよ(サザエさんの言い方で)」。「そうそうあんまりアブラガニがいい味だって言うなよ」とたかさんが笑う。こちらもアブラガニ礼賛者なのである。ようするに安くてうまいがいちばんということ。でもやっぱり今年はそんなアブラガニも暮れになって値を上げてきている。その2キロほどのを蒸し上げて「市場寿司 たか」へ持ち込む。「たかさん、真剣に考えてさ、タラバガニとどうちがうかな」、「違わないでしょ。安い小さなタラバなら大きめのアブラの方がなんぼも上だね」。そして握りもうまいな。まだ剥くとほんのりと温かい。この握りがいいのである。酢飯と甲殻類の甘味が相乗効果を「生みすぎですね。5つ子を産んだ感じ」。これじゃアブラも暮れは値上がりしそうだな。年始に食べるとするかな。

寿司ネタ(made of)

アブラガニ
英名/Abura-crab, Blue king crab,

アブラガニ
日本の漁業水域ではとれない。
ロシア、アメリカなどから活け、冷凍などで輸入されている。
タラバガニと比べると味の点で劣るとされ、値段は一段安い。
非常にタラバガニに似ているのでしばしば偽装事件が起こっている。
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■このタラバガニの・・・・
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