寿司図鑑 522貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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貞光町のちらしすし
さだみつちょうのちらしすし /
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和歌山県ではラーメンに鯖寿司がつきもの。これは和歌山ラーメンの人気が上昇して、よく知られるところとなった。あまり知られていないのが「徳島うどん」とそれにつきものの「すし」である。
この場合のすしとは所謂ばらずしと言われるもので、徳島県人が単に「おすし」というとこれを差す。具はインゲン、絹さや、ゴボウやニンジンなどの野菜。ちっか(竹輪)もしくは板つけ(赤い蒲鉾)と錦糸卵が加わると出来上がりである。
徳島県というと必ず大正金時の煮豆が加わると思われがちだが、貞光町商店街(美馬郡つるぎ町)ではそうではなかった。はんなりと甘く軽い味わいの酢飯に、薄味でこれまたはんなり甘い具がとり合わさった上品な味。
「うまいんでよ」と徳島県人は自慢したい郷土の味である。
[飯田食堂 徳島県美馬郡つるぎ町字町]