寿司図鑑 544貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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小口総笠子/コクチフサカサゴ
こくちふさかさご / コクチフサカサゴ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
カサゴ科フサカサゴの仲間は全身棘だらけ、また皮弁(皮膚が布状に伸びたもの)だらけで種がわかりづらい。その見分けがたいなかでも「大口(フサカサゴ)」と「小口」の2種は似ていて、ようするに文字通り口の大きさで種を判断する。また外見が似ている上に味もそっくりで、“味”の違いがなければ種などどうでもいいだろう、という水産関係者にはまさに「そんなの関係ない」と言われそうだ。実際に寿司職人の渡辺隆之さんにして、「なにこれ? 普通のカサゴじゃん。うまいに決まってるだろ」と握りを二かん、案の定「うまいね」で後に続く感想なし。そしてボクも、はっきりコクチフサカサゴがどうだ、という感想まで持ち得なかった。皮下の少ないけれど層になっている脂肪、そして身の上品な味わい。見かけに寄らず優等生の味だね。これで淡々と寿司図鑑、試食が終わったのだ。
寿司ネタ(made of)
コクチフサカサゴ
Scorpionfish 小口鮋、石狗公、石頭魚、過溝仔(澎湖)、臭頭格子(澎湖)
小型ではあるが味のいい魚なので、廃棄しないで利用して欲・・・・
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