寿司図鑑 567貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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松葉貝/マツバガイ
まつばがい / マツバガイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
ある日のことだ、ある貝をゆでて寿司職人の渡辺隆之さんに渡す。「なんだ????」という顔をして、「アワビのようだけど、アワビじゃない。トコブシじゃない。なにこれ」。これがマツバガイなのであった。マツバガイはどこにいるのかというと、海縁にいくと、そこここ、あそこにも、海面近くの岸壁に無数に張り付いている。だから取り放題であるけど、磯の資源は限られているので、その日に食べる分だけ、海の神さんから分けてもらってくる。これを軽く塩ゆでして、『市場寿司 たか』に持ち込んだのだ。これをなんとか寿司飯にのせて、一個ずつ、たかさんと食べてみる。「うまい」のかどうかわからない。「なんだ、やっぱり“???”だな。食べた感じはアワビにも似てるけど磯の香りが強いね。うまいことはうまいけど、握りにすることはないな」、「賛成!」。マツバガイは珍味というか磯の香りをほんの少し楽しむもの。別に握りにしなくてもいいかもね。
寿司ネタ(made of)
マツバガイ
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国内で食用となっているのはマツバガイ、ベッコウガサ、ヨメガガサの3種。
海辺の潮間帯や潮間帯上部に普通に見られるもの。
漁村にとっても換金することはなく、子供や老人が採取するもの。
春の・・・・
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