寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
アメリカンオマール(アメリカンロブスター)
あめりかんおまーる / アメリカンオマール
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
標準和名のウミザリガニは変だし、「オマールエビ」というのも変だし、「ロブスター」が正しいのかも知れない。
ただ市場で「オマールエビ」として買い求めたので「アメリカ」をかぶせてみた。
正確に言うと「アメリカンロブスター」なのだろう。
オマールエビにはヨーロッパ大陸側でとれるものと、アメリカ大陸側でとれるものに2種ある。
味わいは明らかにヨーロッパ産の方がいいと思う。
とくにみそ(コライユ)の味わいと、身の香りが違っている。
20年くらい前には必ず、2種ともに値段の差はあれど築地などでは普通にいたものだ。
いつの間にかヨーロッパ産のものが市場に出回らなくなって久しい。
と言うことで、残念ながら今回のものはカナダ産のウミザリガニ。
これをゆでて、たかさんに握ってもらう。
ちなみにたかさんは無類の甲殻類好きである。
持ち込んだ殻を剥きながらも、ちょこちょこつまみ食い。
大きなオマールなのにほんの三かんにしかならなかった。
「あえて、握りにすることないね。このままがうまいよ。寿司飯が邪魔だね」
残念ながらその通りかもしれない。
タラバガニ、ケガニ、ズワイガニ、イセエビなどを握ってもいつも寿司にする必要性を疑ってしまう。
でも甘味が、旨味が強く、繊維質の身がしっかりとしていながら、適度にほぐれる。
食べてうまいのだから、握りもうまいはずだ。
「うまいから握りにするってこともありじゃないかな」
たかさん、寿司は一かんのみ食べて、あとはひたすらオマールをむさぼり食っている。
こっちの話はまったく聞いていない。
寿司ネタ(made of)
アメリカンオマール
・英名/lobster(ロブスター)、American lobster
・フランス名/Homard(オマール)
・ドイツ名/Hummer
・スペイン名/Bogavante
オマールはフランス語、英語ではロブス・・・・
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