寿司図鑑 608貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

『市場寿司たか』の基本形・豪海投げ込み丼

ごうかいなげこみどん /
『市場寿司たか』の基本形・豪海投げ込み丼
丼ぶり Donburi

ボクと寿司職人の渡辺隆之さんが考えた理想の寿司屋というのは、それこそ『吉野屋」とか『マクドナルド』に通じるところがあるだろう。
 散歩の途中で小腹がすいて、手持ちの小銭で食べられるすし。
 でも、けっしてチャーン展開する大手のコンビニエンスな寿司屋ではなく、個人店舗がつくる暖かみのある寿司屋を目差す。

 そこで基本となるお手頃な寿司が「豪海投げ込み丼」なのだ。
 今のところ少々、豪快さに欠けるがお許し願いたい。

これが現在の「豪海投げ込み丼」。残念ながら平凡だ。でも価格は600円(写真上)

 たかさんは五十路半ばで孫もいるし、養わねばならぬ家族もいる。
 でも、これが600円は安いのではないだろうか?
 卵焼きなど自家製だし、寿司飯のうまさも屈指のもの。
 赤身も白身も、出来る限りいいのを仕入れているのだ。

 ここで少しお金をいただいて、通好みの「豪海投げ込み丼」を出せると理想だと思う。
 例えば店の品書きに「豪海投げ込み丼スペシャル」というのがあるが、それは高いネタを加えただけ。
 もっと踏み込んで通好みの魚好きの「豪海投げ込み丼」はこれなのだ。
 中心にくるのは時期のもの、目立たないがうまいもの。

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●クリックすると拡大
これが旬のネタを加えたもの。この日のマイワシは脂がのっていた。愛知県一色の毎味水産が作り出し、トリガイも加わる

 例えばネギトロのいいのがあれば、出合いのタクワンが加わる。
 これが理想の「豪海投げ込み丼」だ。

 もちろんこんなものを600円で注文されるとたかさんの体が持たないし、店はつぶれてしまう。
 でも1000円以上ならなんとかなる。

 ぼうずコンニャクが思うに、『市場寿司 たか』で真に豪快に投げ込める丼を作れたらいいな。

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